市ヶ谷私学会館にて同期会

東京出張の合間に、市ヶ谷の私学会館で、久しぶりに同期と再会しました。

彼とは、私が20年間勤務した金融財政事情研究会(通称「きんざい」)で苦楽をともにした大切な同期です。

金融財政事情研究会は、戦後間もない1950年に設立された、旧大蔵省(現在の財務省)と旧文部省(現在の文部科学省)を所管官庁とする公益法人として、日本の金融実務や金融教育の発展に大きく貢献してきました。現在は一般社団法人金融財政事情研究会として、金融実務専門誌『週刊金融財政事情(週刊きんざい)』の発行をはじめ、金融・法務・コンプライアンスなどの資格試験や研修事業、専門書の出版などを通じて、日本の金融機関や金融人材の育成を支える重要な役割を担っています。

私自身も、この研究会で金融政策や地域金融、協同組織金融などについて多くを学び、全国の金融機関や行政とのご縁をいただきました。その経験が、その後の大学での研究・教育、さらには地域づくりや公共政策の仕事へとつながっています。まさに私の原点ともいえる職場です。

今回再会した同期は、新入職員として入会して以来、『週刊金融財政事情』編集長、ニューヨーク事務所長、出版部長、そして理事を歴任し、四十年以上にわたり研究会一筋で歩み続けた、まさに「きんざい」を代表する人物です。

私がこれまで出版した二冊の著書も、編集や出版の立場から深い理解と惜しみない支援をいただきました。研究者として歩んでこられた陰には、多くの方々の支えがありますが、その中でも彼の存在は特別です。

学生時代からの友情ももちろん素晴らしいものですが、社会人になってから、同じ志を持ち、同じ時代を歩み、お互いの人生を応援し合える仲間に出会えたことは、本当に幸せなことだと改めて感じました。「本物の友情は、年月を重ねても決して色あせない。」そんなことを改めて実感した一日でした。

福岡生まれの最近ではあまり使われない言葉かもしれませんが「九州男児」です。誠実で義理堅く、人情味あふれる彼の人柄は、今も昔も変わりません。

四ツ谷から市ヶ谷へ続く外濠沿いの土手には、初夏の濃い緑が美しく映え、梅雨入り前とは思えない強い日差しが降り注いでいました。

暑さに負けないくらい、私たち二人の会話も熱を帯び、そして少しだけ「燃え」、いや「萌え」た一日となりました。

これからも、お互い健康に留意しながら、それぞれの立場で社会に貢献し、また元気な姿で再会できることを楽しみにしています。

 


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週刊金融財政事情について | きんざいOnline

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