時代の流れについていくのもなかなか大変ですが、加齢はさらに切実です。
眼の衰えが進み、このたび、退職後の“老後仕様”として考えていた眼鏡を、ようやく新調いたしました。人生初の「遠近」と「近近」の二本立てです。
5月12日、その眼鏡を受け取りに国立市内へ出かけました。かけ心地を調整してもらい、上機嫌になりました。その帰り道、一橋大学の学生生協で「瀬戸内・九州フェア」が開かれていると聞き、お天気にも誘われて、さっそくキャンパスのベンチで“食べ比べランチ”となりました。
岡山大学は広々とした“学都”を誇るキャンパスです。それに比べると、一橋大学はどこか落ち着いた“学都”の雰囲気があります。武蔵野の面影を残す並木道、緑豊かな空間、静かに読書をする学生たち、そして地域市民にも愛される、市民の知の庭のような場所です。
現役時代、岡山大学では、忙しい合間をぬって農学部庭園のベンチで生協弁当を食べるのが、ささやかな楽しみでした。そんな昔の情景が、不思議とよみがえってまいりました。
