備前市議会の皆さまと意見交換

9月25日、備前市議会議員の皆さま全員にお時間をいただき、公共施設マネジメントについて、自由な意見交換を行いました。

始まる前に、お昼を「清水」でホルモンうどんをいただきました。女将さんは、長崎市長と小学校の同級生とのこと。「腰痛じゃが、まだまだ頑張るわ」と、元気に焼いてくださいます。「これからはおでんのシーズン。大根は必ず面取りして、煮崩れせんように。一手間を惜しんじゃいけん。物事は何でも一手間が大事。あんたも仕事頑張りな」。温かい言葉とおいしいうどんに、力をいただきました。

今回は、講演ではありません。議員全員と直接、本音で語り合う、私にとっても初めての試みです。急速な人口減少の中、従来の議論の進め方だけでは、公共施設の将来を描き切れないのではないか。市長と議会による二元代表制の役割を大切にしながら、市民・議会・行政が現状と課題を率直に共有する機会が必要だという思いで臨みました。

議論の中心は、建物の数を減らすことよりも、次世代にどのような暮らしや地域のつながりを引き継ぐのか、という問いでした。公民館や市民センターは、文化活動の場であり、子どもや高齢者の居場所でもあります。その価値を受け止めつつ、施設ごとの利用状況や修繕・更新費用を示し、実現可能な選択肢を考える必要があります。

議員の皆さまからは、「市民が意見を出しても、その後どうなったのか分からない」「施設ごとの費用を早く示すべきだ」「学校再編は待ったなしではないか」など、現場を知る立場から率直な指摘をいただきました。若者や子育て世代、女性、子どもの声をどう拾うか、施設の再編と移動手段をどう一体で考えるかも、大切な論点となりました。

意見を聞いて終わりにせず、どう受け止め、何を検討し、次にどう進めるのかを市民に返す。必要なデータを整えながら、途中段階でも議論を進める。今回、具体的な施設の存廃を決めたわけではありませんが、こうした対話を積み重ねることが、将来の選択を支える土台になると感じました。

思い返せば、女将さんの「一手間が大事」という言葉は、まちづくりにも通じます。足を運び、声を聞き、説明し、また話し合う。その一手間を惜しまず、備前市の未来を皆さまと考えてまいります。

 


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