二拠点生活

5月11日、新橋駅前で恩師や先輩研究者の皆さまと待ち合わせ、築地で仕入れた江戸前の魚を中心に、旬の味覚を頂きました。久しぶりの江戸ッ子は、小鰭(コハダ)からでありました。春の山菜料理も並び、季節の香りに包まれながらのひとときです。

退職して1年が過ぎ、交通費が悩みの種ですが、岡山と東京の二拠点生活に慣れてきました。

さて、話題は、現在の金融証券市場の動向から、かつてのバブル経済、その崩壊、さらにはリーマンショックへと及びました。長く続いたゼロ金利政策が、いまの日本社会や金融証券市場にどのような影を落としているのか、現場を見続けてきた世代ならではの、重みのある議論となりました。

もっとも、話している内容は難しくとも、最後は「最近、身体のあちこちがいうことをきかん」「昔のように無理は禁物だ」という話になってしまうのが、ジイジ世代の集まりであります。

それにしても、東京の変化の速さには驚かされます。久しぶりに降り立った新橋駅前も、景色が変わっておりました。再開発の波は絶え間なく、さらにAIやロボットが合体した社会、その光景が日常の社会に溶け込む時代が、すぐそこまで来ています。

しかし、そのような時代だからこそ、「人が人を大切にする暮らし」は、最後まで守り続けたいものだと思います。便利さや効率だけでは、人は決して幸せにはないと確信しています。

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