気になるメニュー発見 in 新庄村

今年度初回となる、新庄村のグランドデザイン検討委員会が、5月28日、新庄村役場で開催されました。

人口減少の時代のなかで、村の中心地である「がいせん桜通り」の未来をどのように描くか、いよいよ条例の制定に向けて大詰めの議論がされました。この3月末で、通りの中心にあった地域の小売店「佐々木商店」が店を閉じてしまいました。地域の暮らし、特産品の開発、観光振興、地域交通、などを勘案しながら、新たな賑わいや景観保全を考慮したエリア設定をする作業がされています。小さな村だからこそ、一つひとつを丁寧につなぎながら、「この美しい村の未来」を考えていく必要があります。

委員会では、自然環境や移住定住、交流人口づくり、そして村の魅力発信について、熱心な議論が続きました。

 

さて、こうした会議の日の、密かな楽しみがあります。

それは、お昼ご飯です(笑)。

今日は、村役場のすぐそばにあるドライブインへ。

昭和の香りが残る、どこか懐かしいお店です。

本日は、とんかつ定食を頂きました。

揚げたての肉厚のとんかつに、湯気の立つご飯、味噌汁、小鉢、しっかりとした満足感が味わえる逸品です。こういう定番中の定番定食が、心からの満腹感を与えてくれるのです。

ところで、メニューを眺めていて、うどんやラーメンが500〜600円台という値段表のなかで、ひときわ存在感を放つメニューに思わず目が止まりました。

お値段、1450円、これは、村の食堂と言う常識的な発想では、なかなかどうしてハイプライスです。「これは一体、どんな世界なのだろう…」思わず、しばし見入ってしまいました。次回、少し奮発して、チャレンジしてみようかと思いました(笑)。

 

しかし、こうした何気ない食堂にも、村の魅力づくりのヒントがあるように感じます。

地域には、その土地ならではの食があります。山菜、清流の恵み、地元野菜、里山の味、昔ながらの家庭料理は、都会の“映えるグルメ”とは違いますが、土地の空気と一緒に味わう食事には、人の心をほどく力があります。

これからの村づくりは、単に施設を整備するだけではなく、「この村に行ってみたい」「この景色の中で食事をしたい」「この人たちに会いたい」そう思って頂ける流れを、どう生み出していくかが大切なのだと思います。

新庄村と言う人口が800人をきってしまった小さな村ですが、どっこい、小さな村にしか出せない味があるのです。

そして、その味を受け継ぎ、さらに進化系を創意工夫することが、きっと地域の未来につながっていくのだと確信します。

トップに戻る